「梵天」という言葉には様々な意味がありますが、一般的には仏教用語で、天部の最高神だと言われています。私たちは、色彩鮮やかな天のような世界観を音楽で表現することを目指して、この名付けました。2000年8月に秋田県鷹ノ巣の「大響祭」でデビュー以後、ライブ活動を中心に音作りをしています。日本の伝統的な和太鼓のスタイルを取り入れながらも、オリジナルの曲作りにこだわり、打ち手の個性やエネルギーを表現。観客のみなさんにその思いを伝え、「強く生きる喜び」を共有しあえる舞台づくりを目指してきました。
私たちの特徴や魅力を語る時には、やはり舞台を見ていただきたいという思いが強いのですが、ライブの回数が増えるに従い「CDが欲しい」という声がたくさん届いてきました。このCD制作にあたっては、ライブでの音作りをできるだけ再現しつつも、ライブを知らない方にも音楽CDとして楽しんでいただけるように努力しました。いつもの舞台とは違う、新しい梵天ワールドをお楽しみいただければと思います。最後に、当初より私の希望を根気良く汲み入れてくださいましたプロデューサーの吉岡氏をはじめ、太鼓の音を太鼓の音として収録してくださった瀧田氏など、すべてのスタッフの方たちへ感謝の思いでいっぱいです。
梵天代表 小林政高
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